MouseStory

ダウンロード

MouseStory.zip
MouseStory.zip チェックサム
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sha256: 86a00e33046704f9c0c60954e70a839e3ea36420eba3d3c42ab546a25ebaf4a6

0. はじめに

本アプリはWindows10、Windows7で動作確認済みです。
マウス再生が動かない場合は、管理者権限で試してください。

1. アプリの起動

MouseStory.zip をダウンロードして、適当なフォルダーに解凍してください。

MouseStory.zipを解凍したあとのファイル構成

MouseStory.vbsをダブルクリックするとアプリが立ち上がります。

アプリが起動した状態

アプリが起動しない場合は、コマンドプロンプトを起動して下記を試してください。

C:\>cd C:\[解凍先フォルダー]\MouseStory
C:\[解凍先フォルダー]\MouseStory>bin\java -m MouseStory/com.karafururamune.mousestory.MouseStory

2. マウスの動きを記録する

一連操作のアニメーション

概要

  1. ●RECボタンを押して記録待機モードにする
  2. マウスカーソルを記録開始位置に移動する
  3. Shiftキーで記録モードにする
  4. マウスを操作する
  5. 状況によって、Shiftキーで記録待機モードと記録モードを行き来する
  6. Escキーを押してファイルに保存する

●REC ボタンを押すと記録待機モードになります。(ディスプレイが薄い白色になります)

記録待機モード中は、マウス操作が一切記録されません。

記録待機モード(ディスプレイが薄い白色)

記録待機モード中に、記録開始位置にマウスカーソルを移動します。

マウスカーソルを記録開始位置に移動(電卓アプリの、ボタン1)

マウスカーソルを記録開始位置に合わせたら、Shiftキーを押して記録モードにします。
(ディスプレイが薄い青色になります)

記録モード中

記録モード中にマウスを操作すると、マウス操作が記録されます。

記録モード中にShiftキーを押すと、記録待機モードに戻ります。 記録待機モード中は、マウス操作の待ち時間は記録されません。 再度記録モードにすると、待機した直前の操作から記録が再開されます。

なお、記録モード中は他アプリの操作ができません。
(記録モードは、薄い青色領域がアプリに覆われる形で動作するため)

アプリの操作を行う場合は、一度待機モードに切り替えて対象アプリを最前列に移動してください。 アプリは「Windowsキー + タブキー」で切り替えることができます。

マウス操作中(:開始位置、黒線:マウス軌道、)

記録中の表示

  1. 黄色三角:記録開始位置
  2. 黒線:マウスカーソル軌道
  3. 青線:ドラッグ軌道
  4. 赤丸:クリック

記録が終わったらEscキーを押して、ファイルを保存してください。

3. 操作記録を再生する

再生の一連操作アニメーション

概要

  1. ▶PLAYボタンを押してファイルを選択
  2. Escキーを押すと再生中断

▶PLAYボタンを押して、記録したマウス操作の再生を行います。

保存したmstoryファイルを選択すると、5秒後に記録した操作が再生されます。

再生を繰り返したい場合は、▶PLAYボタンの前にLOOPボタンをセットしてください。 ループ時は、再生が終了すると5秒待ってから次の再生を行います。

ファイル選択後、5秒後に再生

再生を停止する場合はEscキーを押してください。 MouseStoryが非アクティブの状態だとEscキーで停止できないため、 「Windowsキー + タブキー」でMouseStoryを選択してからEscキーを押してください。

操作 説明
▶PLAYボタン 操作記録ファイル(mstoryファイル)を選択して、操作を再生します。
LOOPボタン ループ再生します。
flickerボタン ループ再生中に有効な設定です。
ループ再生毎に、上下左右数ピクセルだけズラして再生します。
何度も同じ位置でマウスを操作させたくない場合に設定してください。
(キーボード)
Escキー
再生を停止します。
Escキーで停止しない場合はMouseStoryのウィンドウをクリックするか、
「Windowsキー + タブキー」でMouseStoryを選択してください。

ex1. 記録領域マージンを設定する

記録領域マージン設定

上下左右のマージンを設定して記録領域を狭めることができます。
(設定数値はピクセル)

  • ▲ : 上に上げる
  • ▶ : 右に寄せる
  • ▼ : 下に下げる
  • ◀ : 左に寄せる
記録領域マージンを設定した状態

記録領域を狭めることで、記録待機モード中にアプリを操作しやすくなります。

ex2. mstoryファイルの編集

操作記録ファイルを直接編集することで、細かい操作調整を行うことができます。

mstoryファイルを、メモなどのテキストエディタで開くと下記のようなテキストが書かれています。

テキスト1行が1つのマウス操作を表しています。 [属性]:[値]で1つの項目を指しており、各項目はタブで区切られています。

t:200 d:\Display1 e:MOUSE_PRESSED b:PRIMARY x:741.0 y:594.0
t:134 d:\Display1 e:MOUSE_RELEASED b:PRIMARY x:741.0 y:594.0
t:536 d:\Display1 e:MOUSE_MOVED b:NONE x:742.0 y:594.0
t:18 d:\Display1 e:MOUSE_MOVED b:NONE x:743.0 y:594.0
t:18 d:\Display1 e:MOUSE_MOVED b:NONE x:744.0 y:594.0
t:34 d:\Display1 e:MOUSE_MOVED b:NONE x:747.0 y:594.0
t:24 d:\Display1 e:MOUSE_MOVED b:NONE x:748.0 y:594.0
t:14 d:\Display1 e:MOUSE_MOVED b:NONE x:749.0 y:594.0
t:864 d:\Display1 e:MOUSE_PRESSED b:PRIMARY x:749.0 y:594.0
t:456 d:\Display1 e:MOUSE_DRAGGED b:PRIMARY x:750.0 y:594.0
t:24 d:\Display1 e:MOUSE_DRAGGED b:PRIMARY x:751.0 y:594.0
t:32 d:\Display1 e:MOUSE_DRAGGED b:PRIMARY x:753.0 y:594.0
t:376 d:\Display1 e:MOUSE_RELEASED b:PRIMARY x:754.0 y:594.0

各項目の値は下記に従って編集してください。

タイプ キー 説明
待機時間 t 数値(ミリ秒) 対象行を実行する前にウェイトするミリ秒設定。
ミリ秒なので「1000 = 1秒」となる。
ディスプレイ識別子 d 文字列 操作対象のディスプレイ識別子。
実際の識別子はシステム依存なので、適宜確認すること。
マウスイベント e 文字列 MOUSE_MOVED: 移動
MOUSE_DRAGGED: ドラッグ
MOUSE_PRESSED: ボタンを押す
MOUSE_RELEASED: ボタンを離す
マウスボタン b 文字列 NONE: なし
PRIMARY: 左ボタン
MIDDLE: 中ボタン
SECONDARY: 右ボタン
X座標 x 数値(ピクセル) 対象ディスプレイの(0,0)を起点にしたX座標。
マルチディスプレイの仮想座標ではないので注意。
Y座標 y 数値(ピクセル) 対象ディスプレイの(0,0)を起点にしたY座標。
マルチディスプレイの仮想座標ではないので注意。